神戸港の16年輸出入総額4年ぶり減少、前年比9.8%減 国内シェアは上昇

20170125神戸港貿易統計2016年

 神戸税関が25日に発表した2016年の輸出入総額は前年比9.8%減の8兆80億円だった。年間の輸出入総額が前年比で減少するのは4年ぶり。年間の平均為替レートが1ドル=108円95銭と、前年の121円ちょうどに比べ12円05銭(11.1%=IMF方式)の円高・ドル安になったことで、外貨建てで決済することが多い貿易品の円換算値が縮小した影響が大きいとみられる。

 輸出総額は5兆1097億円と前年に比べて7.9%減少した。台湾や中国向けの化学工学機器や、米国向けの荷役機械のほか、有機化合物や自動車の減少が目立った。半面、欧州向けの電池や、中国・韓国向けの精油・香料及び化粧品類も大幅に伸びた。

 輸入総額は前年比11.3%減の2兆8983億円だった。中国やインドネシアからの衣類および同付属品、中国からの非鉄金属などが目立って減少した。輸出総額、輸入総額ともに減少は4年ぶりだった。神戸港に入港した外国貿易船は6696隻と、15年に比べて142隻減少した。

 一方で全国の輸出入総額に占める神戸港の割合は2年連続で上昇。前年比0.2ポイント上昇の5.9%
だった。西日本のコンテナを神戸港で集荷して基幹航路の船に積み換えるコンテナ集荷策が一定の成果を上げているとみられる。

 神戸税関は12月の貿易統計も同日発表。輸出入総額は前年同月比2.1%減の7420億円だった。前年同月を下回った。15カ月連続で前年同期を下回った。

関連記事

広告

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

広告

神戸経済ニュースについて

kobekeizai

Author:kobekeizai
神戸市域の景気・企業・金融・経済政策などにまつわる話題を随時お伝えします。すべての記事が書き下ろしです。詳しくはこちら。

広告

天気予報