アジュバンコスメジャパンの今期、純利益9%増に下方修正 スキンケア苦戦などで
- 2017/01/20
- 23:42
アジュバンコスメジャパンは20日、2017年3月期(20日締め)の連結純利益が前期比9%増の2億9100万円になる見通しだと発表した。従来予想の4億5000万円から下方修正し、増益幅が縮小する見込みだ。前期にリニューアルしたスキンケア商品が苦戦していることに加え、サロン向けにカラー剤の導入が遅れているのが響く。
売上高は8%増の47億円、営業利益は30%減の4億5000万円になる見通し。サロンの顧客向け商品をネットなどを通じて販売する「非正規流通先」との取引打ち切りが想定以上に進み、売上高が伸び悩む要因になった。売上原価率や研究開発費などの販管費は当初の想定通りに支出しており、結果として利益が当初の想定を下回ったという。
同時に発表した16年4〜12月期の連結決算は、純利益が前年同期比3%増の4億4300万円だった。税金費用の減少などが追い風になった。売上高は7%増の36億円、営業利益は5%減の6億2400万円になった。通期の利益は16年12月までの利益を下回る見通しを示しており、17年1〜3月期に何らかの形でまとまった額の費用計上を想定しているとみられる。
売上高は8%増の47億円、営業利益は30%減の4億5000万円になる見通し。サロンの顧客向け商品をネットなどを通じて販売する「非正規流通先」との取引打ち切りが想定以上に進み、売上高が伸び悩む要因になった。売上原価率や研究開発費などの販管費は当初の想定通りに支出しており、結果として利益が当初の想定を下回ったという。
同時に発表した16年4〜12月期の連結決算は、純利益が前年同期比3%増の4億4300万円だった。税金費用の減少などが追い風になった。売上高は7%増の36億円、営業利益は5%減の6億2400万円になった。通期の利益は16年12月までの利益を下回る見通しを示しており、17年1〜3月期に何らかの形でまとまった額の費用計上を想定しているとみられる。
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