ノーリツ、業務用「ろ過ユニット」を18年ぶりリニューアル 4月発売

20170119ノーリツろ過システムRAFシリーズ

 ノーリツは業務用の温浴施設で水質維持に使う、ろ過ユニット「RAFシリーズ」(写真=ノーリツの発表資料より)を18年ぶりにリニューアルし、4月3日に発売すると発表した。塩素濃度を自動で調節する機能がない機種を追加したうえで、浴槽の大きさに応じた7種類のろ過能力が異なる機種を設定し、全14機種を展開。温泉や銭湯など公衆の浴場だけでなく、増加している高齢者施設などでも使いやすくした。

 入浴者がいない時などにポンプの動きを制限する「エコスイッチ」を採用。リモコンで操作でき、消費を最大約20%減らせるようにした。周辺機器も同時にリニューアルし、リモコンで操作できる機能が増える。特に大きな浴槽向けの機種では、ろ過能力も高めた。高齢者施設や寮、宿泊施設などに提案し、販売先による光熱費削減の需要に応えたい考えだ。

 浴場の運営には厚生労働省が定める「公衆浴場における衛生管理要領」に従って水質を安定させる必要がある。このため、ろ過や塩素濃度の維持など多くの管理業務が必要だ。こうした管理業務などに対応する場合の中核的な役割を果たすのが、ろ過ユニットという。ろ過ユニットの販売価格は、ろ過能力が毎時2〜4立方メートルで200万円(税別)になる見込み。

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