MORESCOの3〜11月期、純利益3%減 有機EL向け部署を新設
- 2017/01/13
- 17:09
MORESCOが13日に発表した2016年3〜11月期の連結決算は、純利益が前年同期比3%減の11億円だった。経常利益は前年同期並みを確保したが、非支配持ち分が前年同期に比べて増加した分、純利益に響いた。同時に有機ELなどの材料に関する開発や営業の強化を目的、「デバイス材料事業部」を新設することも発表した。
売上高は微増の198億円、営業利益は1%増の17億円だった。国内では主力の自動車向け特殊潤滑油の販売数量が前年同期を上回ったが、原材料価格の低下を映して販売価格は下落し売上高としては前年同期並み。新規顧客を開拓した熱間鍛造潤滑剤などが伸た。国内の営業利益は前年同期比3%増の11億円だった。東南アジアの営業利益は20%増の3億2600円だったが、中国と北米は減益だった。
2017年2月期の連結業績予想は据え置き。純利益は引き続き5%増の16億円を見込む。
デバイス材料事業部は3月1日付で新設。有機EL向け封止材や水分透過率測定装置、有機薄膜太陽電池などの研究開発や営業を担当する。同事業部内には、デバイス材料開発部を置く。一方で、研究開発本部研究開発部を廃止。新規の研究開発はプロジェクト制にして本部長直轄とし、機動的な開発体制をめざす。
売上高は微増の198億円、営業利益は1%増の17億円だった。国内では主力の自動車向け特殊潤滑油の販売数量が前年同期を上回ったが、原材料価格の低下を映して販売価格は下落し売上高としては前年同期並み。新規顧客を開拓した熱間鍛造潤滑剤などが伸た。国内の営業利益は前年同期比3%増の11億円だった。東南アジアの営業利益は20%増の3億2600円だったが、中国と北米は減益だった。
2017年2月期の連結業績予想は据え置き。純利益は引き続き5%増の16億円を見込む。
デバイス材料事業部は3月1日付で新設。有機EL向け封止材や水分透過率測定装置、有機薄膜太陽電池などの研究開発や営業を担当する。同事業部内には、デバイス材料開発部を置く。一方で、研究開発本部研究開発部を廃止。新規の研究開発はプロジェクト制にして本部長直轄とし、機動的な開発体制をめざす。
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