久元神戸市長、市役所2号館「にぎわい生み出す機能を入れる方向で」
- 2017/01/13
- 00:06
神戸市の久元喜造市長(写真=神戸市が公開した動画より)は12日の定例記者会見で、1957年に完成して老朽化が進んだ神戸市役所の2号館について「にぎわいを生み出すような機能を入れる、という方向で考えるべきではないか」との見方を示した。久元氏は「建て替えを決めたわけでなく、構想の中身もまだ何もない」としながらも、記者の質問に答えた。どういった機能がにぎわいづくりに寄与するのかには言及しなかった。
久元氏は神戸市が三宮再開発に着手したことを挙げ、街のにぎわいづくりの観点から「2号館が今のままでいいということは、おそらく大多数の市民のみなさんも考えておられないと思います」と指摘。「建て替えを早晩検討しなくてはいけない」との意向を語った。そうした中で新たに建てる庁舎は現在と同じ用途だけでなく、何らかの形で人が集まる施設にする必要があるとの認識を示した。
神戸市は昨年、市役所2号館と3号館の老朽化を受けて有識者や住民らによる「神戸市役所の本庁舎のあり方に関する懇話会」を設置。昨年12月までに2回の会合を開いた。
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