ドーンの6〜11月期、税引き益70%減 人件費など増加

 地理・位置情報を活用したシステムを開発販売するドーンが11日に発表した2016年6〜11月期の単独決算は、税引き利益が前年同期比70%減の700万円だった。納入時期が12月以降の下期にかかる案件が多く、売上高を計上する前に人件費などの販管費が膨らみ利益を圧迫した。営業利益は前年同期比66%減の700万円だった。

 売上高は2%減の2億8300万円だった。防災関連のクラウド利用料収入は増加したが、納期を迎えたシステムが少なかったことによる受託開発収入の減少を補えなかった。国や自治体が防災対策の強化を目的に、防犯や防災に関連する公共投資を積極化した恩恵で、収入は底堅く推移した。

 2017年5月期の単独業績予想は据え置いた。税引き利益は引き続き前期比8%減の9300万円を見込む。

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