文科省、神戸大の新拠点で医療用ロボットの開発支援 地域拠点の整備事業で採用

 文部科学省が神戸医療産業都市での医療用ロボット開発を支援する。2016年度の補正予算で実施する「地域科学技術実証拠点整備事業」で採用する22件を28日に発表。このうちの1つとして、神戸市が提案した「臨床現場と密接に連携した医療用ロボットの開発の拠点整備」も選んだ。文科省の同事業は、地方での研究開発の成果を事業化し、地方経済の活性化や雇用創出をねらうという。

 提案者の神戸市に加え、神戸医療産業都市で「国際がん医療・研究センター」の設置を予定する神戸大学と神戸国際医療交流財団(神戸市中央区)が共同事業者として名を連ねる。川崎重工業とシスメックスが共同出資したメディカロイド(神戸市中央区)が2019年の発売を目指して手術支援ロボットの開発を進めており、拠点の整備によって神戸発のイノベーション(新機軸)を支援する産学官の体制を整える。

 神戸大学が設置する研究センターが、メディカロイドの臨床試験などの場になるとみられる。研究センターの内装工事費用や設備資金などにかかる経費を文科省が補助する。神戸市の提案に対する補助額は、詳細を発表していない。ただ文科省は総額150億円を前提に募集。22件で平均すると5〜10億円規模の補助になるとみられる。

 文科省が支援する22件は、有識者による審査委員会(座長・岩渕明岩手大学学長)による審査を踏まえ、文科省が選んだ。公募は10月14日から11月11日に実施し、応募総数は63件だった。

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