訪日客誘致、東南アジア向け「商談会」を神戸で初開催 政府観光局が主催

20181127JNTO商談会

 日本政府観光局(JNTO)は27日、東南アジア7カ国の旅行会社などに、日本の観光地や観光施設を売り込む商談会「東南アジアトラベルマート」を神戸国際展示場(神戸市中央区)で開催した。JNTOが主催して2013年から国内各地などで年1回開催しており、神戸では初の開催。前年の大阪に続き、関西国際空港を通じて東南アジアからアクセスしやすい近畿地方での開催になった。

 東南アジアからは、インド、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムから約80社が来日。新たに海外旅行のルートに組み込む観光施設やホテルなどを求めて参加した。一方、国内からは西日本を中心とした自治体や観光協会、宿泊施設、バス会社など約110団体が参加した。

 今回の開催地に神戸を選んだことについてJNTOは、関西国際空港からのアクセスの良さに加え「世界的に有名な神戸ビーフがあり、ムスリム(イスラム教徒)への対応も進んでいる」(海外プロモーション部東南アジアグループ)と指摘。イスラム教徒が多いインドネシアやマレーシアなども含め、東南アジアとの親和性が高い地域と説明した。

 商談会は28日までの日程で開催する。JNTOは商談会の前後に「ファムトリップ」(視察旅行)の日程も組み、さらなる訪日客の増加をねらう。

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