コンピューター「京」が23日に最後の一般公開 「かもめん」は白衣でお出迎え

20181121かもめん神戸医療産業都市

 神戸医療産業都市推進機構や神戸医療産業都市の研究機関、病院などは共同で「神戸医療産業都市・京コンピュータ一般公開」を23日に開催する。毎年秋に一般公開を開催しているが、今回は神戸医療産業都市の20周年とあって、イベントなどを充実させた。昨年12月に開業した眼科専門病院の神戸アイセンターが初参加する一方、次世代機との置き換えのためスーパーコンピューター「京」の一般公開は今回が最後になる。

 最後の一般公開になる「京」では、普段入れない計算機室の入場ツアーを企画。これまでは一般公開でも限られた人数しか入れなかったが、今回は最後とあってできるだけ多くの人を案内する計画という。さらに次世代機の試作機を同時に見ることができるのも、今回だけになりそうだ。午前10時からを予定している。

 iPS細胞を使った世界初の治療を手がけた神戸アイセンターでは、6階の細胞培養施設(CPC)の見学会を開催する。15人ずつ3回の見学を予定しており、午前10時から先端医療センターで整理券を配布する予定だ。神戸アイセンターの2階「ビジョンパーク」は開放し、展示の見学や体験コーナーは自由に立ち寄れる。

 この日は神戸市中央区のマスコットキャラクター「かもめん」(図=推進機構の発表資料より)が神戸医療産業都市の1日研究員に任命される。午前10時半に任命式を開催した後は、今年新調した白衣を着たかもめんが各施設を訪れて、来場者らを出迎える。

 このほか理化学研究所や日本ベーリンガーインゲルハイム神戸医薬研究所、甲南大学フロンティアサイエンス学部、兵庫県立大学神戸情報科学キャンパスなどで実験、見学、講演会などを行事を開催。詳細は特設ホームページで確認できる。

 一般公開の案内チラシや、スマートフォンの画面などから一般公開のホームページを提示することで、ポートライナーの三宮〜京コンピューター前の運賃が片道200円(通常280円、小人半額)になる割引乗車券が購入できる。当日は先端医療センターとコンピューター「京」の間で無料シャトルバスを運転する予定だ。

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