シスメックスが大幅安 収益への不透明感で連日安値

20180823神戸株アイコン

 20日の東京株式市場では、シスメックス(6869)が大幅安。終値は前日比341円(5.21%)安の6209円と下げ幅が広がった。一時は6203円まで下落し、連日で年初来安値を更新した。日経平均株価の下げ幅が200超に広がるなど株式相場全体が下落する中で、収益の先行き不透明感が浮上した銘柄として売りが膨らんだ。外国人投資家の売りが出そうとの見方が、個人の売りを誘った面もあったようだ。

 同社は7日に2019年3月期の業績予想を下方修正。連結純利益(国際会計基準)は前期比1%増の395億円にとどまる見通しだ。「これまで高成長の印象が強い銘柄だっただけに、収益に不透明感が出れば売られやすい」との声が出ていた。もっとも20日終値では今期の会社予想に基づくPER(株価収益率)が約33倍まで低下。夏場などに比べると割高感は薄れたとの指摘もあった。

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