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ターボ機械設計の英ADT、神戸に日本法人を設立 「関東も中国・九州も便利」

 羽根車によって水や空気などが流れるエネルギーを機械の回転エネルギーなどに変換する「ターボ機械」の設計技術を持ち、英ロンドンに本社を置くアドバンスド・デザイン・テクノロジー(ADT)が10月2日付で日本法人を神戸市中央区に設立した。ターボ機械を設計するソフトウエアを販売しており、すでに日本でも顧客を獲得。日本法人を設立することで、顧客向けのサービス向上などに取り組む。外国・外資系企業向けの設立支援補助を実施する兵庫県が5日に発表した。

 日本法人の会社名は「株式会社Advanced Design Technology Japan」。資本金は500万円として、全額を英ADTが出資した。神戸市中央区磯上通4のオフィスビルに入居している。日本ではターボ機械設計のソフトウエア販売、設計受託、コンサルティングなどを提供する。

 日本法人を神戸市に設立した理由について、河北憲治取締役は「三菱重工業や川崎重工業といった大企業に加え、機械関係の中堅中小企業など、顧客と見込まれる会社が多いから」と説明した。さらに「地元取引先に向かう際などの交通が便利なうえに、顧客が多い関東方面に加えて中国・九州方面へも新幹線を通じてアクセスが良い」「外資系企業の多い神戸に会社を構えることで、ブランドイメージの向上にもつながりそう」と日本法人を神戸に設立したメリットへの期待を語った。

 英ADTは1998年11月に設立。ロンドン大学でのターボ機械研究の成果に加え、日本や世界の主要企業との共同で研究した「3次元逆解法」という独自の設計技術を持つ。技術を元に設計ソフトウエアの開発や設計受託、コンサルティングなどを手がける。年間の売上高は約140万ポンド(約2億円)、従業員数は25人という。

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