GセブンHDの4〜9月期、純利益11%増 「業務スーパー」など順調

20181031GセブンHD決算グラフ

 G-7ホールディングスが31日発表した2018年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比11%増の11億円になったと発表した。上期としての過去最高益を前年同期に続き更新した。業務スーパーなどを展開するG-7スーパーマートや、精肉店のG-7ミートテラバヤシなどの「業務スーパー・こだわり食品事業」が好調に推移し、収益をけん引した。

 売上高は3%増の591億円、営業利益は20%増の19億円になった。「業務スーパー・こだわり食品事業」に並ぶ、もう1つの収益の柱である「オートバックス・車関連事業」は前年同期並みだった。同社全体として売上高の伸びによって、売上原価や販管費の増加を吸収した。

 19年3月期の連結純利益は据え置き。純利益は6%増の28億円と引き続き最高益を更新する見通しだ。純利益は9月までの進捗率が通期予想の43%程度にとどまるが、食品関連も、自動車用品のオートバックスなども、総じて年末に収益が膨らむ傾向があるという。

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