8月の兵庫県一致指数、2カ月ぶりに改善 基調判断「横ばい局面」に据え置き

 兵庫県が31日に発表した8月の景気動向指数(兵庫CI、2010年=100)速報値は、景気の現状を示す一致指数が前月比2.0ポイント上昇の116.8と、2カ月ぶりに改善した。実質百貨店販売額の増加や、製造業企業収益率の改善、鉱工業生産指数の上昇などが寄与した。兵庫県は同指数の動きによって判断する景気の基調判断を、前月に続き2カ月連続で「横ばい局面(下方への局面変化)」とした。

 数カ月先の景気を示す先行指数は前月比2.5ポイント低下の100.4と、2カ月連続で悪化した。着工新設住宅戸数の減少や、日経商品指数(42種)の下落などが影響した。

 内閣府は24日に8月の全国の景気動向指数(CI、2010年=100)改定値を発表。景気の現状を示す一致指数は前月比0.6ポイント上昇の116.6と、4カ月ぶりに改善した。内閣府は国内景気について「改善を示している」との基調判断を据え置いた。

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