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(動画)神戸空港で大規模な事故の訓練 初めて航空機使用、管制塔の交信も


 神戸空港では30日午後、死傷者も出る大規模な航空機事故を想定した訓練を実施した。関西国際空港などを運営する関西エアポート(大阪府泉佐野市)傘下で神戸空港の運営会社である関西エアポート神戸など33社・団体の200人が訓練に参加。関係者約100人が訓練を見学し、事故が発生した時の動きや、各機関の連携などを確認した。

 訓練は、架空の航空会社「ABCマリン」の2018便が着陸直前、前輪が出ないと緊急事態の連絡を管制塔に連絡を入れたところから始まった。コックピットと管制塔の交信をきっかけとして、管制塔の要請で関係機関が動きだす場面も練習。着陸した2018便が滑走路上で動けなくなり、火災が発生した想定で、消化にあたる消防車や、負傷者の救助に向かう救急車やヘリコプターなどが激しく行き交った。

 神戸空港で実際の航空機を使って訓練を開催したのは初めて。航空機はスカイマークが提供し、消防隊が取り残された人を救助する訓練などに使った。見学者は本部のテントから訓練の様子を見守り、熱心にメモを取ったり、意見を交換したりしていた。関西エアポート神戸に運営権が移って初の総合的に訓練でもあり、親会社の関西エアが運営する関西国際空港と大阪国際(伊丹)空港の担当者も訓練を見学した。

 関西エアポートと関西エアポート神戸の社長を兼務する山谷佳之氏は訓練に先立ってあいさつし、「先日は台風21号で被災した。その前の台風20号では神戸空港も高波で少し被害を受けたし、6月の大阪北部地震では伊丹空港も若干の被害があった。航空機事故だけでなく、空港はいろんな災害に見舞われると心して取り組まなくてはならない」と話した。

 空港では総合的な訓練を2年に1回は実施するよう法律で決まっている。神戸空港での事故訓練は昨年実施したが、運営権が関西エアポート神戸に移ったことで新たな体制を確認することなども兼ね、今年も実施することになった。関西エアポートは11月15日には伊丹空港でも訓練を実施する計画だ。

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