神戸医療産業都市、病院群の間で連携を確認 各病院のトップが会合

 神戸医療産業都市推進機構(神戸市中央区)は22日、神戸医療産業都市にある病院群の連携について話し合う「メディカルクラスター連携推進委員会」(委員長・橋本信夫神戸市民病院機構理事長)の会合を開いた。神戸市立医療センター中央市民病院や、兵庫県立こども病院など9病院のトップらが同地区内の会議室に集まった。神戸医療産業都市推進機構の発足後では初の開催で、従来通り「システム連携部会」「臨床研究(治験)部会」「国際医療交流部会」の3部会を設置して各病院の連携を検討することなど確認した。

 推進機構の村上雅義専務理事はあいさつで、神戸医療産業都市の病床数が合計で1500床を超えたことに触れ「今後は集積した専門病院が近接しているという地の利を生かし、シナジー(相乗)効果で新たな知を生み出し、進出している医療機関、神戸市民、ひいては国内外のみなさんに喜んでいただけるようにしなくてはならない」と委員会の意義を改めて強調した。

 委員会ではこのほか、8月に開いた「国際医療交流シンポジウム in 天津」について報告されたほか、神戸医療産業都市の20周年記念事業の一環として一般向けの講演会などを検討していることが示された。災害拠点病院が年度内に事業継続計画(BCP)を策定するのに合わせ、災害時の対応などについて情報共有できるか検討することでも一致した。

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