8月の兵庫鉱工業生産3.5%増 「一進一退」の見方を据え置き

20181022鉱工業生産グラフ

 兵庫県が22日に発表した8月の鉱工業生産指数(2010年=100、季節調整済み)速報値は前月比3.5%上昇の101.4と、2カ月ぶりに生産が増加した。生産活動の基調判断は据え置き、2カ月連続で「一進一退で推移している」との見方を据え置いた。業種別の生産指数でみると主要9業種のうち6業種が上昇した。

 8月の鉱工業生産指数では、指数に占めるウエートが最も大きい「はん用・生産用・業務用機械工業」が前月比20.2%上昇と大幅に上昇したのが寄与した。圧縮機やはん用内燃機関、ショベル系掘削機械、ボイラ機器の指数が上昇した。次に大きい「化学工業」も小幅ながら上昇。このほか「鉄鋼業」や「電気機械工業」が上昇した。半面、ウエートが3番目に大きい「輸送機械工業」が低下した。食料品工業、情報通信工業も低下した。

 同じ月の全国統計では、経済産業省が15日に発表した8月の鉱工業生産指数(2010年=100、季節調整済み)確報値が前月比0.2%上昇の102.5だった。

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