「こうべ花時計」来年4〜5月ごろに再開へ 東遊園地で

20181017こうべ花時計

 神戸市は、現在の位置で最後の植え替えを18日に実施する「こうべ花時計」(写真=資料)について、年末年始をめどに撤去し、4月から5月にかけて東遊園地で再開する方針だ。神戸経済ニュースの問い合わせに対して神戸市が応えた。こうべ花時計は1957年4月に国内初の花時計として設置されたが、神戸市は18日が現在の位置での最後の植え替えになると発表していた。

 花時計の現在の位置には、建て替え工事を始める神戸市役所3号館の屋上にある冷房設備を移設する。このため花時計は東遊園地に移設することが決まっていた。神戸市は「年末年始は毎年干支(えと)の図柄にしているが、その時期には花時計の撤去が始まる見通しのため、今回が最後の植え替えになる」(行財政局庁舎管理課)としている。

 東遊園地内の移設先については改めて発表する計画という。新たな花時計の設置は、時計の部品や地中埋設物の工事などもあるため「現在の花時計を撤去してから4〜5カ月かかる見込み」。花時計の再開は、暖かな日差しに包まれながら、春の花盛りとともに迎えることになりそうだ。

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