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「期待以上に便利」 窓口案内アプリの実証実験始まる・東灘区役所

20181015東灘区役所森田さん

 神戸市の東灘区役所では、来庁者をスムーズに窓口に案内するためのアプリ「ACALL(アコール)」の実証実験が15日に始まった。案内担当者が1階玄関の総合案内でアプリを導入したタブレット端末を持って待機。来庁者からの求めに応じて、26種類ある窓口のうち、どこに行けば良いかを案内する。アプリを利用した職員は、実証実験の初日から負担軽減を実感したという。

 区役所は住民にとって最も身近な行政機関とあって、来訪者が多く、取り扱う業務も多岐にわたる。このため各部署の職員が交代で案内係を務める際に、来訪者の用件を聞いてから正確な窓口を案内するまでに時間がかかるのが課題になっていた。さらに、税務署など異なる役所が担当する用件にも関わらず、区役所での窓口がどこか尋ねる質問がおよそ10件に1件あるという。

 アプリでは区役所の業務を約400通りの記述で登録し、それぞれの業務を26の窓口に結びつけた。来庁者が希望する用件を入力することで、どの窓口で手続きするかをすぐに検索できる。区役所ではない役所についても登録してあり、電話番号や地図などを印刷して手渡すこともできる。これまでは案内係の記憶やメモ、内線電話による確認などマンパワー駆使して来庁者を案内していたが、窓口にたどり着く前に来庁者を待たせるケースもあった。

 15日の午前9時から正午まで案内係を務め、実際にアプリを使った総務課の森田恭平さん(写真)は「期待以上に便利だった。操作に慣れればもっと迅速に案内できそう」と話していた。検索項目は追加や変更が自由にできるため、東灘区役所では実証実験の期間中に一段とデータを精査する計画だ。実証実験は31日まで実施する予定。

 東灘区役所で実施する実証実験は、起業家支援を目的に行政課題をスタートアップ(創業まもない会社など)と共同で行政の課題を解決する「Urban Innovation KOBE」の一環で実施。アプリの作成は2010年に設立し、来客対応自動化サービスを開発販売するACALL(神戸市中央区)が手がけた。

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