井戸兵庫知事、神戸ルミナリエ「やめない」 募金は「工夫の余地ある」

20161214井戸兵庫知事定例会見

 兵庫県の井戸敏三知事(写真=兵庫県が公開した動画より)は13日の定例記者会見で、11日に終了した神戸ルミナリエ会場での募金額が前年に比べて減少したことについて「工夫の余地はまだまだある」と指摘した。来場者への募金を一層強力に呼びかけるアイデアなどを示したうえで「このように言うということは、やめないということです」と強調。財源不足などを背景にルミナリエの開催を終了してはどうかとの議論もある中で、開催継続の方針を改めて示した。

 井戸氏は、会場での募金を呼びかける方法の一例として「ルミナリエの一番正面の入口のところに募金の箱を並べておいて、そこを通る時に募金を入れなければ入りにくいというような、そのような状況をつくれば入れてくれるはず」と話した。現在は「横の方から呼びかけているだけ」で、募金を呼びかける声が来場者の大半に届いていないとの見解を示した。さらに「今度のルミナリエの実行委員会には、私も久元(神戸)市長も出席をして、きちんと協議をしようとしています」と述べ、次回への意欲を見せた。

 今後の開催について「来年は神戸港開港150年であり、再来年の7月は兵庫県政150年。(これらを)記念したルミナリエということも考えられるのではないか」と提案。「鎮魂と未来への希望というテーマはルミナリエの精神であり、見直す必要は全くない」としながらも、「マンネリに陥らないような、毎年の工夫というのはどうしても必要ではないか」との見方を語った。

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