久元神戸市長「半分以上は海外から応募」 今年の500 Kobe Accelerator

20181010久元神戸市長

 神戸市の久元喜造市長(写真=新経済連盟が配信した動画より)は10日に大阪市内のホテルで開催した、新経済連盟の会合「KANSAI SUMMIT(関西サミット)2018」であいさつした。その中で、神戸市が米有力ベンチャーキャピタル(VC)の500スタートアップス(カリフォルニア州)と共同で展開している起業家育成プログラム「500 Kobe Accelerator(アクセラレーター)」に触れ、「今年は237社の応募があったが、半分以上は海外から」だったと明らかにした。

 2016年から開催して今年で3年目を迎える「500 Kobe Accelerator」は9月14日に応募書類を締め切り、選考結果を応募者に順次通知している。起業家支援は近畿地方でも各都市で取り組んでいるが、将来的には「連携して関西全体の経済をイノベーション(新機軸)、スタートアップ(起業)をキーワードに展開していければ、たいへん素晴らしいのではないか」と久元氏は話し、ベンチャー企業やIT(情報技術)関連の加盟社が多い新経済連盟への期待を語った。

 アジア太平洋の大都市は「グローバルに活躍できる優れた人材をめぐる競争」をしていると改めて強調。そのためには「常に新しいイノベーションが生まれてくるような地域でなくてはならない」と語った。神戸医療産業都市推進機構の本庶佑理事長(京都大学特別教授)がノーベル生理学・医学賞を受賞したことについても、「グローバルな人材を関西に引っ張ってくるという意味でも、意味があったのではないか」との見方を示した。

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