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神戸電鉄、戦前の「勧業電車」を1日だけ復活 三田の農産物を輸送

20181008神鉄6003編成

 神戸電鉄は鉄道開業90周年事業の一環で、第2次大戦前の昭和8年(1933年)ごろに現在の三田市など旧有馬郡の農産物を運ぶ行商人を格安運賃で乗せた、「勧業電車」を1日だけ復活させる行事を11月25日に開催する。当時の新聞で「有馬郡の野菜が安く買えると喜ばれた」などと評された歴史を振り返りながら、車内で食事や「キリン一番搾り」の飲み放題を楽しめる。

 神戸電鉄によると勧業電車に関する記録は、同社の社史や新聞記事の一部に残るだけで、詳しいことは分からなくなっている。ただ始発電車よりも前に運転し、運賃は特別に安かったという。三田方面から神戸の中心部に向けて農産物を運ぶ行商人を乗せてにぎわった。

 今回の行事では三田駅を午前10時10分に出発する電車で、三田市の特産物を輸送する部分を再現。谷上駅まで運転し、傘下の食品スーパーが開催する「三田特産物フェア」で販売する商品の一部にする。その車内で「特製三田おつまみ弁当」と、神戸電鉄三田駅などから送迎バスが出ているキリン神戸工場(神戸市北区)で作られた「キリン一番搾り」の生ビールを提供する予定だ。

 参加費は4000円で、15日午前10時から神戸電鉄のホームページで参加者を募集する。11月5日午後5時まで募集し、定員は80人。応募者多数の場合は抽選になる。1組4人まで。参加費には三田〜谷上間の片道運賃と飲食代金が含まれる。車内では三田市の特産品のミニ販売会も開催する。(写真は今回の「勧業電車」に使用する6003編成=神戸電鉄提供)

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