トリドール、9月の既存店売上高7.4%減 全店売上高は2年ぶり減

 トリドールホールディングスが3日に発表した9月の売上高動向によると、国内の既存店売上高は前年同月比7.4%減だった。5カ月連続の前年割れになった。このうち主力のうどん店「丸亀製麺」は、7.8%減だった。北海道胆振東部地震と台風の影響で客足が鈍った。丸亀製麺では地震と台風によって失った売上高は約2.1億円だったと見積もっている。

 既存店の来店客数は、前年同月比6.9%減だった。特に週末に雨が多かったことで、客足の鈍化がより顕著になったもようだ。

 同社の国内全店、全業態ベースでは前年同月比0.6%減と、月間の売上高動向としては2016年8月以来2年1カ月ぶりに前年同月比マイナスを記録した。9月は10店舗を出店し、3店舗を閉店。この結果、トリドールの国内店舗数は967店舗(うち丸亀製麺805店舗)になった。

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