7月の兵庫県一致指数、2カ月ぶりに悪化 基調判断「横ばい局面」に下方修正

 兵庫県が28日に発表した7月の景気動向指数(兵庫CI、2010年=100)速報値は、景気の現状を示す一致指数が前月比2.3ポイント低下の114.4と、2カ月ぶりに悪化した。実質百貨店販売額の減少や、鉱工業生産指数の低下などが影響した。兵庫県は同指数の動きによって判断する景気の基調判断を「横ばい局面(下方への局面変化)」とした。前月まで2カ月連続で「足踏みを示している」との見方を示していたが、下方修正した。

 数カ月先の景気を示す先行指数は前月比5.3ポイント低下の102.8と、4カ月ぶりに悪化した。鉱工業製品在庫率指数の低下や、生産材生産指数の低下などが影響した。

 内閣府は25日に7月の全国の景気動向指数(CI、2010年=100)改定値を発表。景気の現状を示す一致指数は前月比0.8ポイント低下の116.1と、3カ月連続で悪化した。内閣府は国内景気について「改善を示している」との基調判断を据え置いた。

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