兵庫県8月の有効求人倍率1.46倍 前月比0.01ポイント上昇

 兵庫労働局が31日発表した8月の有効求人倍率(季節調整値)は前月比0.01ポイント上昇の1.46倍だった。有効求人数が前月比0.3%増と増加したうえ、有効求職者数が0.1%減と減少したのが影響した。兵庫労働局は雇用情勢について「着実に改善が進んでいる」と、前月と同じ情勢判断を示した。

 雇用の先行指標とされる新規求人倍率は2.09倍と前月比0.11ポイント低下した。

 企業の新規求人(原数値)を業種別にみると、建設業が前年同月比21.1%増えた。製造業も9.4%増と増加が目立った。半面、宿泊業・飲食サービス業は5.4%減った。

 全国統計では、厚生労働省が28日発表した8月の有効求人倍率(季節調整値)は前月比横ばいの1.63倍だった。

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