兵庫の社長ら15人が兵庫県立大で講義 みなと銀との連携協定で

20180926社長ら15人が講義

 ホテルニューアワジ、カネテツデリカフーズ、ファミリア--。兵庫県立大学(神戸市西区)では10月5日から2019年1月29日まで、兵庫県内の著名企業の経営者15人が連続して講義する。経済学部と経営学部で2〜4年次の学生が対象で、科目名は「地域企業の戦略と経営」。みなと銀と県立大が2015年12月に結んだ連携協定によって実現した、初めての試みだ。

 各社のトップらが業界環境や経営戦略について、1時間半かけて語る。学生にとっては企業のトップの声を直接聞ける珍しい機会になる。経営者らの講義を通じて、事業活動による地域社会への寄与などについて理解を深めるのが、この講義のねらいだ。学生らが将来を考えるうえで参考になるのと同時に、就職先としての地元企業を知るきっかけにもなりそうだ。

 講師を担当する経営者には、みなと銀から声をかけ「趣旨に賛同してもらった経営者にお願いした」(みなと銀の広報担当者)という。講義は主として金曜日の第3時限(午後1時〜2時半)に開講。10月9日までに履修登録した学生は、単位を得ることができる。成績は出席回数やレポートなどで総合的に評価するとしている。

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