住友ゴムの人工芝、Jヴィレッジの屋内練習場で採用 高い耐久性など評価
- 2018/09/12
- 21:34
住友ゴム工業は、同社製のスポーツ用人工芝「ハイブリッドターフXP-mono」が、サッカー施設Jヴィレッジ(福島県楢葉町、広野町)の全天候型練習場に採用されたと発表した。屋内練習場としては国内最大で、サッカーグラウンドが1面入る広さ。8日から利用を開始した。高い耐久性などが評価されたという。(写真は同練習場=住友ゴム工業提供)
採用された人工芝は、住友ゴムが6月に発売した新製品。素材は超耐久ポリエチレンで、従来品よりも強度が高まった。さらにフィールドグリーン、ライムグリーン、ベージュの3色を混合したことで、色調が大幅に天然芝に近づいた。縦115メートル、横73メートルのグラウンド全面に、住友ゴムの人工芝を敷き詰めた。
Jヴィレッジは東京電力福島第1原子力発電所の事故対応で拠点として使われたが、7月に主要施設の営業を再開。屋内練習場は福島県が新生Jヴィレッジの目玉施設として約22億円で整備し、うち7億円は個人や企業から寄付を募ったという。ドーム型の屋根は高さ約22メートル。光を通す素材で、昼間は照明なしで練習できる。
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