モロゾフ株が連日の年初来安値 関空閉鎖で訪日客の減少を警戒

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 6日の東京株式市場ではモロゾフ(2217)が3日続落。終値は前日比220円(4.15%)安の5080円だった。一時は5070円まで下落し、連日で年初来安値を更新した。4日に発表した2019年1月期の業績予想を下方修正したのを嫌気した売りに加え、関西国際空港の閉鎖などで訪日外国人観光客のおみやげ需要が減るとの警戒感が同社株への売りにつながったもよう。

 4日に通過した台風21号で関西国際空港の第1ターミナルやA滑走路が浸水。国際線の離着陸再開はメドが立たず、再開までは格安航空会社(LCC)などにを使って関空に到着する訪日客がいなくなる。さらに6日未明に北海道で最大震度6強の強い地震があり、日本への旅行を取りやめる動きが広がる可能性も出てきた。このため訪日客の減少にによる需要減を警戒する動きにつながったようだ。

 同業では鳥取県米子市に本社を置き、地域の菓子会社を統括する寿スピリッツ(2222)が大幅安になった。

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