関西国際空港、滞留利用者の輸送終える 神戸行ベイシャトルは22時35分で完了

 関西国際空港を運営する関西エアポート(大阪府泉佐野市)は5日深夜、空港施設の浸水や連絡橋の通行止めなどで同空港内に滞留していた利用客の輸送を終えたと発表した。輸送は神戸空港行きの高速船「ベイ・シャトル」の臨時便と、連絡橋の通行可能部分を使った南海泉佐野駅行きバスの2方面で実施。ベイ・シャトルは午後10時35分、バスは午後11時を最終便として、希望者すべての輸送を完了したとしている。

 空港内に滞留し、関西国際空港の空港島外への移動を希望した利用客は約7800人だった。一方、空港施設内への滞在を希望した約25人については、引き続き空港内にとどまっているという。

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