ロック・フィールド株は年初来安値 5〜7月期の大幅減益を嫌気

20180823神戸株アイコン

 4日の東京株式市場ではロック・フィールド(2910)が急落した。終値は前日比104円安の1704円だった。一時は1657まで下落。7月12日に付けた1768円を下回り、年初来安値を更新。昨年2月以来ほぼ1年半ぶりの安値を付けた。東証1部の値下がり率ランキングで10位に顔を出した。前日大引け後に2019年5〜7月期の連結決算を発表。純利益は前年同期比前年同期比37%減の3億2600万円と、大幅な減益だったの嫌気した売りが出たもよう。

 6月18日に発生した大阪府北部地震に加え、7月の豪雨や台風の影響などで来店客数が減少。減収になった影響を受けた。人事制度の変更に伴う人件費の増加や、減価償却費の増加などを吸収できなかった。2019年4月期の連結業績予想は据え置いたが、通期予想に対する5〜7月期の進捗率は純利益でみて15%程度にとどまるとあって、挽回できるかは慎重な見方が多いようだ。

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