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川重、川崎汽・東京センチュにLNG運搬船を引き渡し タンク大型化

20180902川重ENSHUMARU

 川崎重工業は、川崎汽船と東京センチュリー向けに液化天然ガス(LNG)運搬船「ENSHU MARU」(写真=川重提供)を8月31日に引き渡したと発表した。大型のタンク4個で合計を搭載し16万5257立方メートルのLNGを運搬でき、新パナマ運河を通過できる船型だ。川重が建造したのは同型船としては3番目。積載量の増加と高効率の主機関で、輸送効率を高めた。

 世界の主要なLNGターミナルに入港できる従来の船体寸法を維持しながら、タンクを大型化。運搬できるLNGの量が増えた。構造の改良で船体を軽量化、さらに船体形状の改良で推進性能も高めた。主機関は自社開発の「川崎URAプラント」で、単位あたりLNGの輸送効率は従来船(14万7000立方メートル積み)に比べ25%以上改善したという。

 貨物タンク区画は二重底構造。座礁などで船体が損傷した場合でも、直接タンクが傷つかないようにした。操舵室は全周囲に窓を配置して、360度の視界を確保するなど、安全対策にも力を入れた。全長293メートル、幅48メートル。深さは27メートルで、満載喫水は12.2メートル。総トン数は12万7088トンだ。航海速力は約19.5ノット、定員は48人になっている。

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