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(解説)航空機テーマに過去最大規模で開催 国際フロンティア産業メッセ2018

 9月6〜7日に神戸国際展示場(神戸市中央区)で開催する産業総合展示会「国際フロンティア産業メッセ2018」は、航空機産業を中心的なテーマに512社・団体と過去最大の規模で開催する。特別公演の講師には米大手航空機製造ボーイングの日本法人から益田直子ディレクターを迎え、「航空機産業の将来展望」について聞くほか、経産省の担当者による基調講演も予定する。神戸医療産業都市が10月に20周年を迎えることから、この記念事業なども盛り込んだ。

20180830飛行艇US-2

 特別展示「航空機、〜ひろがる可能性〜」には19社・団体が出展する予定。最初に目を引きそうなのは、新明和工業の展示だ。同社が製造して海上自衛隊が使用している飛行艇「US-2」(上の写真=新明和工業提供)の模型を展示する。長さ1.5メートル程度の大きな模型で、見ごたえがありそうだ。このほか大手では、神戸製鋼所がチタンを使った高強度で軽量な航空機部品について展示。ヘリコプターを製造している川崎重工業も、航空機産業関連の展示を予定している。

 実際に飛ぶ機体の展示では、ドローンを使ったサービスを展開するベンチャー企業のスウィフト・エックスアイ(神戸市中央区)が垂直離着陸(VTOL)型のドローン「スウィフト020」(下の写真=資料)を展示する。ドローンだが両翼を使って飛ぶため、飛距離や対空時間が長く、大きな速度も出せる。神戸市を中心とした中堅中小19社による「神戸航空機クラスター」や、兵庫県内30社による「ひょうご航空ビジネスプロジェクト」も出展し、パネル展示などで各社の技術を紹介する。

 2000年のIT(情報技術)が崩壊して以来、世界的な低金利の局面では新興国に資金が流入し、インフラ整備が活発になった。道路や港湾、鉄道などとともに各国各地で空港の整備も相次いだ。足元では格安航空会社(LCC)も相次いで設立されているが、航空機の普及は一段と進むと考えられている。このため航空機産業は2030年ごろには世界で500兆円市場になる、という試算もある。そうした市場をいかにつかむのか、というのが今回の焦点だ。

20180830swift020.png

 神戸医療産業都市の20周年を記念行事として、講演会を開催する。講師は神戸大学大学院教授の青井貴之氏(iPS細胞応用医学分野)と、神戸大学医学部付属病院・特命准教授の保多隆裕氏が務める。さらに神戸医療産業都市ゾーンでは約60社・団体がブース出展するほか、「神戸からの研究・技術の発信」をテーマとした特別展示もある。兵庫県政150周年事業としては、6日午後3時から兵庫県内の地場産品を使ったファッションショーも開かれる。

 就職活動中の高校生を含む学生向けに、兵庫県の会社を紹介する「学生のためのものづくり企業紹介セミナー」「ゆるやか座談会〜きらり輝くOnly1企業〜」「関西航空機産業プラットフィームセミナー」も予定されている。このほか講演会や神戸医療産業都市の施設見学ツアーなど、いずれの行事も来場希望者は「国際フロンティア産業メッセ2018」の専用サイトから申し込む。

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