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アシックスとNTT「暑さ対策」で共同実験 センサー付ウエアを開発

20180829アシックスNTTセンサー付ウエア

 アシックスとNTTは「暑さ対策」について共同実験を始めると発表した。各種センサーが付いた実験用のウエア(写真=アシックスの発表資料より)を両社で開発。ウエア内の温度や湿度、日差しによる温度上昇などを計測し、体への負担を調べる。アシックスのウエア設計技術やスポーツ生理学の蓄積と、NTTの計測技術や装置開発力を互いに持ち寄った。2020年までに、暑いなか作業する人の体調を管理する手法を確立する。

 実験は今夏から開始。気温と湿度を自由に設定できる実験室「人工気象室」で基礎的なデータを収集するとともに、実際の炎天下でもデータ収集を進める。炎天下での体への負担は現在、地域別に発表される「暑さ指数(WBGT)」で示すことが多い。だが今回の実験を通じて、個人別の「暑さ指数」を開発し、個人の負荷に応じた暑さ対策をできるようにするのがねらい。

 実験用のウエアは、各種計測ができるセンサー装置を背中上部に取り付けた。温度や湿度を計測したうえで、センサー装置の加速度から姿勢や歩き方を通じて身体の活動状態を把握できる。NTTと東レが開発した、心拍数や心電図の計測に適した機能素材「hitoe」をウエアに採用したことで、身体活動が把握できるようになったという。

 データの精度を高めるために、ウエアの改良を加える一方で、被験者数を順次増やす計画だ。さらに熱中症の専門家からも意見を聞き、体調管理手法としての有効性を高めていく。将来的には、水分補給や休憩を促す通知をスマートフォンのアプリに配信するなど、体調管理ウエアとして実用化をめざす。

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