井戸兵庫知事、財政運営方針「まずはやはり収支均衡」「赤字を出さない」

 兵庫県の井戸敏三知事は21日に記者会見し、同日発表した財政運営方針について「まずはやはり収支均衡です」と述べ、財政の健全性を維持する方針を強調した。財政運営方針に盛り込んだ目標になる指標は「いずれも無理な予算編成ができない指標」と説明。「財政運営上、急激に事業費が膨張することがないような歯止め措置」によって、財政を悪化させないとのねらいを語った。

 兵庫県は今後、本庁舎(神戸市中央区)の建て替えや、神戸市東灘区から同長田区にかけて阪神高速湾岸線の延伸など大規模な事業を控える。これらの資金調達には公募地方債も活用するという。特に井戸氏は、道路建設に伴う「公共事業債の元利償還には交付税措置があります」と説明。兵庫県が国から直轄事業の負担増について「心配される」ことがあるというが、「しっかり頑張って対応させてもらいます」と返事をしていることを明らかにした。

 記者会見は21日に開かれた。22日に兵庫県が記者会見の概要をホームページに掲載。記者会見の動画は公開しなかった。

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