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シスメックス、米国で顧客向けトレーニング拠点を強化 受講可能数2倍に

20180816シスメックス米トレーニング拠点

 シスメックスは16日、同社が販売している検査機器などの操作方法を習得するための、米国とカナダの顧客向けトレーニング拠点を強化したと発表した。従来は複数あった施設を現地法人近くの1カ所に集約したうえで、規模を拡大。トレーニングを受講できる顧客数が従来の2倍になったという。遠隔地向けに、動画中継を通じて使い方を習得できるスタジオの設備を充実させた。(写真は新拠点の外観=シスメックスの発表資料より)

 トレーニング拠点はイリノイ州バーノンヒルズに開設。米州の統括会社から自動車で約5分の立地という。高速通信(ブロードバンド)回線を利用した最新の同時中継システムを備えたスタジオが7室、加えてシスメックスの担当者と実際に対面してトレーニングできる施設と会議室などがある。さらにトレーニングの需要が増えた際には、従来の3倍にまで受講できる人数を増やせる。

 米現地法人が提供している遠隔地向けのトレーニングは、専門家による講義と、実際の検査装置を使ったデモによる実技研修の2段階。オンラインで講師と対話できるチャット機能で質問もできるため、対面でのトレーニングと同様の効果が得られるという。管理職などだけでなく、検査に関わるすべての人が複数回、トレーニングを受けられるようにして、検査精度の向上をめざす。

 シスメックスは北米で、血液中の血球数を数える(ヘマトロジー)分野の検査機器や検査試薬などを中心に事業を展開。オンラインの遠隔地向けトレーニングは2013年から実施してきた。広大な国土に医療機関が点在するという地域特性から、オンラインのトレーニングを充実させてきたことが顧客満足度につながっているとみている。このため、さらなる機器販売の増加や、尿検査など取扱分野の拡大には、トレーニング施設の拡充が欠かせないと判断した。

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