トリドール株が3日ぶり反発 前日に自社株買いと4〜6月期決算を発表

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 14日の東京株式市場ではトリドールホールディングス(3397)が3営業日ぶりに反発した。終値は前日比136円(5.96%)高の2417円だった。一時は2494円と上げ幅を広げた。前日大引け後に39億390万円、91万株(自社保有株を除く発行済み株式数の2.09%)を上限として、9月20日までに自社株買いを実施すると発表。同社株の需給が引き締まるといった見方から買いを集めたようだ。

 前日大引け後には2018年4〜6月期決算への警戒感から、年初来安値(2270円)を付けていた。一方で発表された連結決算(国際会計基準)は、純利益が15億円と前年同期比の減少率が2%にとどまった。ひとまず悪材料出尽くし感から、改めて同社株に買い戻しや見直し買いが増えたとみられる。売上高は30%増と大幅に伸び、なかでも海外事業の収益が改善したのが評価できるとの指摘もあった。

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