日和産業の4〜6月期、純利益18%減 飼料値上げも畜産苦戦で減収

20180813日和産決算グラフ

 日和産業が13日に発表した2018年4〜6月期の連結決算は、純利益が前年同期比18%減の1億7000万円になった。配合飼料の主原料である米国産とうもろこし価格が高値で推移したことなどを受けた値上げが浸透。飼料事業は採算が改善して増益になった。半面、畜産事業が苦戦。売上原価が上昇したのが響いた。

 売上高は微減の101億円、営業利益は17%減の2億2000万円になった。飼料事業の売上高は微増の97億円、営業利益は23%増の3億6500万円。畜産事業の売上高は9%減の3億5800万円、営業損益は700万円の赤字(前年同期は5800万円の黒字)を計上した。

 2019年3月期の連結業績予想は据え置いた。純利益は36%減の2億5000万円になる見通しだ。期末5円配の配当計画も維持した。

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