パルコの新ビル「三宮ゼロゲート」9月14日オープン アディダスなど出店

20180809三宮ゼロゲート

 Jフロントリテイリング傘下でファンションビルを展開するパルコは9日、神戸市中央区で建設していた「三宮ゼロゲート」(完成予想図=パルコ提供)が9月14日にオープンすると発表した。パルコとしては神戸への初進出だ。投資額は約6億円としている。政令市を中心とした大都市で同社が進める、中低層の商業施設「ゼロゲート」としては10店舗目になる。

 三宮センター街とトアロードが交差する角地で、ベビー・子供用品のファミリア(神戸市中央区)創業の地として知られる。阪神淡路大震災後にアパレルのワールド(神戸市中央区)がファッションビルとして開発したが、同社が保有資産見直しの一環でパルコに約33億円で売却。パルコが建屋を新築し、新たなファッションビルとして営業を開始する。

 地上4階建て。1階にはジェネラル(東京都渋谷区)が展開するファッションブランド「コロニー2139」が神戸初出店。婦人服・紳士服のほか雑貨などの販売も予定する。2階には独スポーツブランド「アディダス」が出店する。西日本では初めて最新店舗「STADIUM(スタジアム)」のデザインを取り入れるという。ランニングシューズやトレーニングウエアなどを販売する計画だ。

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