FC2ブログ

ノーリツの今期、純利益一転41%減に下方修正 温水空調や厨房で苦戦

20180809ノーリツ決算グラフ

 ノーリツは9日、2018年12月期の連結純利益が前期比41%減の32億円になりそうだと発表した。従来予想である7%増の58億円から一転の減益見通しになった。国内では温水空調分野の高付加価値品で販売が想定を下回って推移しているほか、厨房分野も苦戦。1〜6月期の業績が当初予想を下回ったのを通期予想に反映した。

 売上高は2%減の2100億円、営業利益は25%減の50億円を見込む。従来予想は2200億円、80億円だった。足元では素材価格が上昇したのも逆風という。海外では最大の販売先である中国で、市場の成長が鈍化。海外事業全体で見て1〜6月期は減収減益になったとしている。7月以降の半年では補えないと判断したもようだ。

 年間配当は32円の計画を維持した。予定通り中間配は16円を実施することを決めた。

 同時に発表した2018年1〜6月期の連結決算は、純利益が前年同期比68%減の8億9800万円になった。減損損失の9億円を特別損失として計上したのも重荷になった。売上高は1%減の1008億円、営業利益は41%減の18億円だった。

 加えてノーリツは中期経営計画で示した2020年12月期の目標値を下方修正した。新たな目標値は売上高2200億円、営業利益100億円、ROE(自己資本利益率)5%などとした。従来は2400億円、240億円、8%だった。外国為替相場の想定や原材料価格の変動を織り込んだのに加え、国内需要と中国市場の拡大見通しを見直したとしている。

 一方で、従来は具体的に明示していなかった株主への利益配分のメドを示した。20年12月期までの3期は、配当総額と翌年度の自社株買いの合計を、純利益の50%以上にする「連結総還元性向」を設定する。

関連記事

広告

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

広告

神戸経済ニュース twitter

神戸経済ニュースについて

kobekeizai

Author:kobekeizai
神戸市域の景気・企業・金融・経済政策などにまつわる話題を随時お伝えします。すべての記事が書き下ろしです。詳しくはこちら。

広告

天気予報