六甲山上4施設「六甲山アクセス完全復活キャンペーン」 11・12日に金券配布

20180808六甲ガーデンテラス  

 阪急阪神ホールディングス傘下の六甲山観光(神戸市灘区)は11・12日、六甲ガーデンテラス(写真=六甲山観光の発表資料より)など4施設へ自動車で訪れた観光客に、500円分の金券を配布する「六甲山アクセス完全復活キャンペーン」を実施すると8日に発表した。西六甲ドライブウェイと表六甲ドライブウェイが10日に通行を再開するのをきっかけに、六甲山上の観光施設に利用客を呼び戻すのがねらい。

 西日本を中心に大きな被害があった7月上旬の豪雨で、六甲山上に通じるドライブウェイが相次いで通行止めになった。特に神戸市の中心市街や阪神間、大阪方面からの六甲山への玄関口になる表六甲ドライブウェイが通行止めになった影響が大きく、六甲山カンツリーハウスでは入場者数が前年比で25%減少するなど、六甲山上の観光施設は昨年の同時期に比べ入場者数が大幅に落ち込んでいた。11日に「山の日」の祝日を迎えるうえ、お盆休みシーズンを控えて主要なアクセス道路が復旧することから、キャンペーンで観光客を取り返したい考えだ。

 金券を配布するのは六甲ガーデンテラスのほか、六甲山カンツリーハウス、六甲高山植物園、六甲オルゴールミュージアム。両日とも4施設で自動車1台あたり1枚、各施設の先着50台ずつに500円分の金券を配布する。金券は、受け取った施設の物販店で配布当日のみ使うことができる。六甲山カンツリーハウスは午前8時半から配布し、六甲ガーデンテラスは11日に午前9時半から、12日に午前9時から配布を始める。高山植物園とオルゴールミュージアムでは午前10時から配布を予定している。

 六甲山上では夏休み期間中に、建築家の安藤忠雄氏が設計した「風の教会」の公開や、六甲山カンツリーハウスでの「真夏の雪まつり」、六甲高山植物園では日中でも30度を下回る木陰で過ごせる「ブナカフェ」などの行事を予定。夏休みの集客で、秋の行楽シーズンにかけて開催する「六甲ミーツ・アート芸術散歩2018」にも弾みをつける。

(10日午前に六甲山カンツリーハウスの入場者数の減少率を追記しました)

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