アシックス株が値下がり率上位 上期業績が振るわず失望売り
- 2018/08/06
- 15:26
6日の東京株式市場ではアシックス(7936)が大幅安。終値は前週末比193円(10.90%)安の1577円まで下落し、東証1部の値下がり率ランキングで10位になった。一時は1570円まで下落した。前週末3日に2018年1〜6月期の連結決算を発表。純利益が前年同期比71%減の34億円と、従来の会社予想である40億円を下回るなど業績が振るわなかったことで、失望感から売りが膨らんだ。
同社は3日、上期決算と同時に、2月に中期計画として示した2020年に5000億円、売上高営業利益率7%の目標を達成するための「アクションプラン」を発表した。苦戦していた北米や、市場が拡大している中国で、現地法人の機能を強化する方針などを打ち出したが、据え置いた18年12月期通期の業績予想が下方修正される可能性を打ち消す内容とは、受け止められなかったようだ。
▽関連記事
- 関連記事
-
- 阪神内燃機の4〜6月期、税引き益61%減 低価格品などに販売が集中 (2018/08/06)
- シスメックス株が大幅安 4〜6月期の業績に低調の見方 (2018/08/06)
- アシックス株が値下がり率上位 上期業績が振るわず失望売り (2018/08/06)
- 山陽電の4〜6月期、純利益10%増 流通好調、今期予想を微修正 (2018/08/03)
- TOA株が急伸 4〜6月期の営業黒字確保で値上がり率上位 (2018/08/03)
広告