フジッコが急落 4〜6月期の減益に失望売りか

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 31日の東京株式市場ではフジッコ(2908)が急落した。終値は前日比278円(10.21%)安の2445円だった。一時は2428円と、4月25日以来ほぼ3カ月ぶりの安値水準まで下落した。前日発表した2018年4〜6月期の連結決算は純利益が6%減の8億1200万円と、減益になったことで失望感から売りが膨らんだもよう。

 19年3月期の通期予想は据え置いたが、収益の下振れが意識されたもよう。純利益は4〜9月期予想(18億5000万円)に対する進捗率が44%にとどまった。このほか4〜6月期に伸びなかった豆製品は、市場が縮小しているとの見方も多いなかで再び販売を伸ばせるか、慎重に見極めたいとの見方が多いといった指摘も聞かれた。

 30日大引け後に決算発表した銘柄では、最終赤字幅が前年同期比で縮小した、さくらケーシーエス(4761)も高い。

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