石原ケミカル株が大幅高 4〜6月期の純利益74%増を好感

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 27日午後の東京株式市場では、石原ケミカル(4462)が大幅高。終値は前日比105円(4.48%)高の2450円だった。一時は2498円まで上昇した。午後の取引時間中に発表した2018年4〜9月期の連結決算では純利益が前年同期比74%増の3億7200万円だった。主力の電子部品向けめっき液が好調で、大幅増益になったのを好感した買いを集めた。

 2019年3月期通期の連結業績予想は据え置いた。ただ、主力製品が好調で、純利益の通期予想に対する4〜6月期の進捗率が既に37%と高い水準。さらに韓国などの海外で販売が伸びているとみられることから、円安の進行で海外収益は一段と膨らむとの期待感につながりやすい。このため今期予想の上方修正への期待から買いが入りやすかった面もあるようだ。

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