石原ケミカルの4〜6月期、純利益74%増 4Kテレビ向け部品用めっき液など需要

20180727石原ケミカル決算グラフ

 石原ケミカルが27日に発表した2018年4〜6月期の連結決算は、純利益が前年同期比74%増の3億7200万円だった。4Kテレビや有機EL化に対応した、大型テレビ向け電子部品用めっき液の需要が好調だったことなどが寄与した。車載関連の半導体部品用めっき液なども順調に伸びた。高級スマートフォンの販売不振を背景に、低調だった電子材料分野を補った。

 売上高は10%増の40億円、営業利益は77%増の4億6900万円だった。事業分野別では、めっき液を含む「金属表面処理剤および機器等」の売上高は10%増の20億円、「電子材料」は7%減の1億3200万円、「自動車用化学製品等」は5%増の6億8600万円、「工業薬品」は16%増の11億円だった。

 2019年3月期の連結業績予想は据え置いた。純利益は前期比18%増の10億円になる見通しを維持した。

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