神戸製鋼株が5日続伸 「クレーン転倒」も相対的な割安感で買いか

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 27日午前の東京株式市場で神戸製鋼(5406)が5日続伸。前引けは前日比8円高の1086円だった。同業の新日鉄住金(5401)やJFE(5411)が軟調に推移するなかで、相対的な割安感などから買いが続いた。8月1日に発表する2018年4〜6月期決算で好業績が発表されることへの期待感も根強いとみられる。

 26日夕方に同社の高砂製作所で、子会社のコベルコ建機が製造した移動式大型クレーンが転倒する事故が発生した。死者2人、けが2人という大きな事故になったが、現時点で株価への影響は見られない。原因が明らかになる過程で製品に欠陥などが見つからなければ、同社の収益への影響は限られる可能性が高く、今後株価への影響は出にくいとの見方が市場では多いようだ。


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