川西倉庫株が大幅安 連日安値で見切り売りか、需給面での警戒感も

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 17日の東京株式市場では川西倉(9322)が大幅安。終値は前週末比120円(7.36%)安の1510円だった。一時は1498円まで下落し、連日で年初来安値を更新した。昨年10月25日に付けた高値(3050円)の半値以下に下落した。前場は閑散商状だったが、大引けにかけて急速に下げ幅を拡大。このところ下値を探る展開だったこともあり、戻りの鈍さを嫌気した売りが膨らんだもよう。

 同社は昨年6月9日付で東証1部に指定。東証株価指数(TOPIX)連動型で運用する投資家の需要などを期待した買いで、昨年10月にかけて上昇した。ただ今年5月に筆頭株主の大和製衡(明石市、川西勝三社長)が同社株の持ち分を8.35%から14.20%に引き上げた。浮動株の減少でTOPIXへの組み入れ比率が下がり、連動して川西倉に売りが出ることへの需給面での警戒感もくすぶっているもようだ。

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