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三宮再開発、新・神戸文化ホールの大ホールは2000席か バスターミナルに建設

20180711第2回新神戸文化ホール基本計画検討委

 三宮再開発によって建設するバスターミナル(神戸市中央区)に入居する予定の新たな神戸文化ホールは、大ホールに設ける座席数が2000席程度になる見通しだ。神戸市の案では「1500席以上」としていたが、11日に神戸市が開いた「新・神戸文化ホール整備基本計画検討委員会」(委員長・清水裕之名古屋大名誉教授)の第2回会合に出席した委員の間で「貸し館として海外の著名な楽団などを誘致するには2000席が必要」との声が相次いだ。

 一般に座席数を増やすと1回の公演で得られる収入が増える半面、楽屋や舞台袖の面積が減り、舞台装置に制限が出たり出演者にとって使いにくかったりといった弊害が出てくる。潤沢な舞台裏の広さを確保するには1500席が目安になると神戸市は考えたが、ホール建築を専門とする委員長の清水氏が、「バスターミナルの規模から考えて2000席ほどなら確保できそう」と指摘した。

 また現在の神戸文化ホール大ホールの使用状況からみて1500席が妥当との見解を神戸市が紹介したところ、委員を務める中内仁・神戸ポートピアホテル社長は「(1981年の)完成当時に妥当な規模とされた神戸国際会議場の(メーンホールの)座席数は692席だが、いまとなっては狭すぎる」と指摘。「未来を見越して設計してほしい」と話していた。

 このほか会合では、神戸市役所2号館を再開発して建設するビルには700〜900席の中ホールが入居し、これを音楽専門のホールにすることで改めて一致した。神戸市役所2号館の建物の規模からみて、ホールを建設しても舞台袖が十分に取れず、多目的ホールとして使いにくい。このため音楽向けのホールに特化し、演劇などではむしろ不要な長い残響音(余韻)を持つ構造に設計する。

 神戸市は今回の会合について議事要旨を公表し、7月23日〜8月10日に意見募集(パブリックコメント)を実施する。そのうえで8月22日に第3回の会合を開き、新・神戸文化ホール整備に向けた基本計画を決定したい考えだ。

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