ATAOの3〜5月期、純利益36%増 店舗とネットともに好調続く

20180711ATAO決算グラフ

 スタジオアタオ(ATAO、証券コード3550)が11日発表した2018年3〜5月期の連結決算は、純利益が前年同期比36%増の2億4200万円だった。引き続き店舗販売とネット通販の両方が伸び、増収効果で利益も押し上げられた。東京都内と大阪市内それぞれ1店舗ずつの旗艦店の引っ越しにかかった費用も吸収した。

 売上高は22%増の14億円、営業利益は35%増の3億4700万円だった。従来に続いてネット店舗と実際の店舗の連携を強化するため、販促費の増額を継続。SNSを通じた営業も積極的に展開した。既存顧客向けにはポイントサービスも強化した。ただ販促費用なども含む販管費は、売上高ほど膨らまなかったため増益を確保した。

 19年2月期の連結業績予想は据え置き。純利益は引き続き、前期比16%増の4億1500万円になる見通しを維持した。

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