デンソーテンの自動車向け音響システム、トヨタ新型クラウンに採用

20180705デンソーテン次世代プレミアムサウンドシステム

 デンソーテン(旧富士通テン、神戸市兵庫区)は5日、同社の自動車向け音響システム「次世代プレミアムサウンドシステム」(写真=デンソーテンの発表資料より)が、6月28日に発売したトヨタ自動車の新型クラウンに採用されたと発表した。16個のスピーカーと、12チャンネルのオーディオアンプで構成するシステムで、新型クラウンには「トヨタプレミアムサウンドシステム」として搭載した。明瞭度が高い音質が評価された。

 デンソーテンは同システムを、「原音に対して正確な音の再生+立体空間再生」を目標に開発した。車室内で発生するガラスによる不要な反射音や、ドアによる不要な振動音などによる音の乱れを、信号処理で制御・補正する。さらに車室内でのスピーカーの配置を工夫することで、実際の演奏会場で聞く音のような立体的な音響空間を作り出す。

 同じくクラウンに搭載する、10個のスピーカーと8チャンネルのオーディオアンプで構成した「クラウン・スーパーライブサウンドシステム」も、デンソーテンの音響システムが採用された。デンソーテンは自動車の走行音が静かになり、車内で音楽を楽しむ環境が向上するうえ、自動運転時代には人間と機械が情報をやりとりする経路として音声の役割が一段と高まるとみる。同社の音響システムが高級車に採用されたことで、将来に向けたさらなる技術開発の弾みになると考えているもよう。

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