フェリシモ社長「私が社長の間に100社ぐらい作りたい」 アドテック関西で基調講演

20180704フェリシモ矢崎氏

 通販大手フェリシモの矢崎和彦社長(写真)は4日午前、マーケティングに関する国際会議「アドテック関西」(神戸会場=デザインクリエイティブセンター神戸、KIITO)で基調講演し、顧客に直接向き合うダイレクトマーケティング事業は「スーパーニッチな会社の集合体になる」との見方を示した。そのうえで、顧客向けに販売するさまざまな事業を相次いで立ち上げていることを紹介。「私が社長の間に100社ぐらい作りたい」と話し、幅広い事業展開に意欲を見せた。

 矢崎氏は「面白い人と会うと、何か一緒にやりましょうと声をかけるようにしている」という。そうした中で、お笑いコンビ「キングコング」の西野亮広氏と出会い、同氏の提案で持ち主の書き込みに積極的な意義を見出す古書店「しるし書店」を創設と話した。さらにデザイナーの太刀川英輔氏や、洋菓子職人の小山進氏らとも事業の準備を進めていることを明らかにした。

 2020年に新港第一突堤基部(神戸市中央区)に完成する予定の新本社にも言及した。米アップル・コンピューターの直営店「アップルストア」の設計にも関わったティム・コービー(TIM KOBE)氏とともにデザインを練っていることを説明。矢崎氏は「物理的に会社が引っ越しするだけでなく、事業モデル、制度・風土も合わせた3つを引っ越したいと思っている」と述べ、本社移転を機に、過去の経験にとらわれず事業の幅を広げる方針を改めて語った。

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