三ツ星ベルト株が急伸 今期上振れ期待か、前日に「食品向け性能向上」報道

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 22日の東京株式市場では三星ベ(5192)が急伸した。終値は前日比234円(17.31%)高の1586円と、この日の高値引け。東証1部の値上がり率ランキングで2位に浮上した。1月5日に付けた年初来高値の1597円に迫った。特に目新しい買い材料は出てないようだが、日経平均株価の下げ幅が一時200円を超すなど大型株が売られる中で、収益上振れが期待できる中小型株に資金を振り向ける流れに乗ったとみられる。

 同社は2019年3月期の連結純利益が前期比4%減の60億円になる見通しを示している。ただ、予想の前提になる為替レートは1ドル=100円と想定。最近の外国為替市場で、円相場は1ドル=109〜110円近辺で推移していることから、今期は一転して増益になることへの期待感が広がったようだ。21日付の化学工業日報が「三ツ星ベルトは、食品分野向けベルト製品の性能向上を推進する」と報じたのが、引き続き支援材料になったとの見方もあった。

 中小型の輸出関連株ではTOA(6809)も急伸。終値は前日比134円(11.82%)高の1268円と東証1部の値上がり率ランキングで4位だった。

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